アーユルヴェーダ薬草染め オーガニックコットンワンピース

着心地の良い上品でシンプルなノースリーブワンピースです。
職人さんの手染めのため多少の色ムラもございますが、自然な風合いをお楽しみください。

着丈：110cm
身幅：46cm
ウエスト：47cm
袖口幅：48cm

■オーガニックコットンが出来るまで

オーガニックコットン」の最大のメリットは生産過程にあります。農薬、殺虫剤等の科学薬品を使用しないこ とにより、土壌を守り、生産者の健康を守ります。自然環境の保護が最大のメリットです。ケーララ州トリヴァンドラムの産業は手織り業です。特にバララーマプラ ムという町は手織り業の中心地で 30 万人が手織り業で生計を立てている といいます。ですが、生計を立てているといっても人並みの生活ができて いないのが現状です。 インドが独立して以来、政府の援助が全くなくなり、彼らの生活は困難に なりました。現在この区域で暮らす 90%が女性であり、彼女たちの多く は DV やアルコール中毒の夫から逃れている女性、子供を連れた未亡人だ そうです。家もなく、お金のために身を売る人たちもいるという現状。そ して 3 年のトレーニングを必要とする手織りを学ぶ若い人がいないという 問題も抱えています。そんな人々を現在サポートしているのが『HLWDS』(The Handloom Weavers Development Society)です。 彼らの活動の中でも最も成功したものの一つが「アーユルヴェーディッククロス」(※100%インドで栽培され たオーガニックの綿花から布を作り、アーユルヴェーダの薬草によって染色した布。)の商品化です。驚くべ きことに、このアーユルヴェーディッククロスの開発には日本政府が財政上大きなサポートをしているのです。 なのになぜ日本では全く知られていないのかが不思議なのですが...。 オーガニックやフェアトレードなどが、当たり前のこととして人々に受け入れられている欧米諸国では、すで にこの布が注目を集めていて、取引のために各国から人が訪れています。またインド国内でも富裕層の間では 健康や自然回帰の意識が高まってきており、この布の需要が徐々に増えつつあります。 私達が自身の健康や美容、また心地よさのためにこの布を使うことが、インドの貧困の人たちの生活のサポートにつながる...。 単純にシアワセ感が大きくなりませんか?生きている限り、皆どこかで助け合っているんですものね!私達の 生命は、そしてシアワセは「自然」と「愛」があってこそ! そしてそのオーガニックコットンをアーユルヴェーダの薬草で染めた「アーユルヴェーディッククロス」。自然に育った 1000 種を超える薬草の中から、その目的に応じて数十種類の薬草を配合し 薬を作り、何度も何度も布を漬け込み定着させ、その薬草の効能を持つ布を完成させま す。 日に干した薬草を煮出して染色。その過程で布はエネルギーを得て、私達の肌を通して そのエネルギーを与えてくれるといいます。ですが、科学繊 維は製造の過程で何も得ることはなく、むしろ私達の健康にとって良くない不自然な要素を持って私達の肌に触れ、私達の体からエネルギー を奪っていくといいます。 薬草の中でも皆さんよくご存知のターメリック。この黄色が肌にとても良いこと をご存知でしたか?インドのお嫁さんはターメリックペーストを塗りたくって真 黄色になるんですよ。またインドの女性が鼻にしているピアス。この穴を開けた 後はマスタードオイルにターメリックを混ぜて塗ることで化膿、炎症を防止するのです。 また老化防止、紫外線から皮膚を守るのもターメリックパワーです。ですので、ターメリックで黄色に染めら れた布はスキンケアに最適です。特に艶を良くしたり、スキントラブルに適しています。他に日本で言う藍染 めのようなインディゴ染めも肌状態を整える効果を持っています。 女性にとって「美」はいつも気になるもの。食べ物やコスメ以外にも「纏う」ことでも美しく健康になれるな んてちょっと得したような気分になっちゃいますね。

※色止めには、アロエベラ、ニームガム、ヘンプ、タマリンド等を使用しています。

《着用時の注意》
*ダークインディゴは初めのうち色移りしますので、インナーやアウターへの色移りにご注意ください。(特 に汗などで湿った状態の時) *たくさん汗をかくと汗じみになる場合があるので、なるべく早くお洗濯をしてください。(洗剤などは特に 使わなくても大丈夫です)

《洗濯時の注意》
*せっかくのオーガニックですので、できれば化学成分の使われていない石鹸でのお洗濯をお願いします。 *色落ちしますので面倒ですが最初は単品でのお洗濯をお勧めします。 特にひどい汚れでなければ、バケツの水でササッと洗う程度で十分です。 お洗濯により変色する色もありますが、それも自然の味わいだと思ってお楽しみください。